支承取替工事とはどんな工事? ~橋を支える重要な部品を交換する仕事~
- 小山

- 4 日前
- 読了時間: 3分
皆さんは橋の「支承(ししょう)」をご存じでしょうか?
普段、橋を渡るときに目にすることはほとんどありませんが、実は橋の安全を支える非常に重要な部品です。
今回は、橋梁補修工事の中でも重要な工事のひとつである「支承取替工事」についてご紹介します。
支承とは?
支承とは、橋桁(きょうげた)と橋脚・橋台の間に設置されている部材のことです。
橋には車や人の重さだけでなく、風や地震、気温変化による伸縮など、さまざまな力が加わります。
支承はその力を受け止めながら橋を支え、安全に機能させる役割を担っています。
いわば橋を陰で支える「縁の下の力持ち」のような存在です。
なぜ支承を取り替えるの?
支承も長年使用されることで劣化します。
例えば、
・鋼製支承の腐食やサビ・ゴム支承のひび割れや変形・可動部の固着・地震や経年劣化による機能低下
などが発生することがあります。
支承が本来の機能を果たせなくなると、橋全体に余計な力がかかり、構造物の損傷につながる可能性があります。
そのため、定期点検によって異常が確認された場合は補修や取替を行います。
支承取替工事はどうやって行うの?
支承取替工事では、橋をジャッキで少し持ち上げた状態で古い支承を撤去し、新しい支承へ交換します。
橋を支えている部材を交換するため、高い技術力と慎重な施工が求められます。
作業の流れは、
① 足場や作業設備の設置
② ジャッキアップ設備の設置
③ 橋桁を慎重に持ち上げる
④ 既設支承の撤去
⑤ 新しい支承の設置
⑥ ジャッキダウン
⑦ 最終確認
という手順で進められます。
数ミリの誤差も許されないため、測量や変位管理を行いながら慎重に施工します。
支承取替工事の難しさ
支承取替工事は橋梁補修工事の中でも特に高度な技術が求められる工事です。
橋の重量は数百トンから数千トンにも及ぶため、ジャッキ操作や荷重管理には細心の注意が必要です。
また、交通規制や周辺環境への配慮も欠かせません。
作業員同士が声を掛け合いながら、安全第一で施工を進めています。
社会インフラを守るために
支承取替工事は完成後に目立つ工事ではありません。
しかし、橋を長く安全に利用するためには欠かせない重要な工事です。
私たち大栄建設工業は、こうした橋梁補修工事を通じて地域のインフラを支えています。
普段何気なく利用している橋の安全は、多くの技術者や作業員の努力によって守られています。
これからも確かな技術と安全への意識を持ち、橋の未来を支えていきます。
見えないところで社会を支える。
それが私たちの仕事です。🌉🏗️






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